川を「子供の水辺」に。
体験学習の場として全国5千ヵ所を整備。
文部科学省などによる取り組みがはじまる。
受け皿づくりへの試みが、ここでもはじまっています。
地域との結びつき、自然とのかかわりの重要性を掲げた新しい学習指導要領や授業
のスリム化は、受け皿の充実を求めるものであり、地域ごとに身近な川辺をビオト
ープとして整備していこうというこの試みも、そのひとつのこたえです。教育の変
革がはじまり、さまざまなかたちで受け皿整備への準備がすすめられています。
99'/6/1日経新聞より
以下記事からの抜粋
2002年度の完全学校週5日制を控え、子供たちが地域の身近な自然に親しめるよう、文部、建設
省などはこのほど、全国の約5千ヵ所の河川を「子供の水辺」に登録し、体験学習に適した整備を
具体化する方針を決めた。近く、登録に向けた「子供の水辺協議会」を立ち上げる。
文相の諮問機関である「生涯学習審議会」は4月の中間まとめで、子供たちの体験を充実させる地
域社会づくりを提言しており、河川管理者の建設省や自然保護を担当する環境庁と文部省が連絡会
議を開くなど連携して環境整備に取り組む。
まず都道府県ごとに教育委員会、河川管理者などが連絡会を設置。子供の体験学習に適した河川を選
定し、その流域市町村に協議会を設け、教育関係者、市民団体が参加して子供の体験学習にふさわし
い水辺を調査、登録。できるだけ自然の現状を変えないように配慮しながら、野鳥や水生生物などの
観察、ゴミ拾い、昆虫採集などの多様な活動の場を形成する。