サザプロジェクトの紹介




アサザ
平地の湖沼、ため池などに生育するミツガシワ科の多年生水草。ハートの形をした
葉をもち、夏から秋にかけて黄色い花を咲かせます。かつては北海道から九州まで
広く分布していましたが、埋め立てや水の汚れにより急速に減少してしまいました。



茨城、栃木、千葉の3県にまたがる霞ヶ浦は、西浦、北浦、外浪逆浦(そとなさか
うら)の3つからなり、総面積219.9Iと、琵琶湖についで日本第二の広さをもつ
湖。アサザは、その水辺を代表する水草です。毎年夏から秋にかけて、大群落がか
れんな黄色い花を咲かせ、水辺をおおいます。いえ、正確にいうと、おおうはずで
した。現実には、25年にわたる開発で湖岸のほとんどがコンクリートになり、生
息地をなくし、いまでは絶滅の危機(世界自然保護基金レッドデータブック)にひん
しています。さらには、アサザが生んできた浅瀬がなくなり、アシなどの植物が減
ることにより、水質の悪化、鳥や魚、昆虫などの生き物が激減する、という悪循環
がすすんでいます。

そこではじめられたのが、市民グループ「霞ヶ浦・北浦をよくする市民連絡会議」
による、霞ヶ浦再生事業「アサザプロジェクト」です。豊かな水辺の再生と生物多
様性の保全をめざし、農林・水産業、建設省、企業、市民がネットワークを組み、
主な水源である森林の保全や雑木林の活用、農業用排水路との連携など周辺の環境
整備を結びつけながら、1995年からアサザ群落の復活に取り組んでいます。1998
年版の環境白書にも、「源流から湖まで住民によるトータルできめ細やかな流域管
理・・・」として取りあげられました。

キッズはここを見てね!


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